自転車の停止の合図(手信号)どうせ出すなら正しく出そう

2012年9月29日公開版
時間:0分30秒

停止の手信号は腕を斜め下に伸ばして示す。
後ろに手をかざす手信号は正しい手信号ではない。せっかく出すなら正しいのを出そう!

解説

停止における(いわゆる)手信号

  • 自転車を停止させる際、ブレーキランプがついていない自転車の場合、腕による合図・・・いわゆる「手信号」・・・を行わなければならない。
  • 停止の手信号は、腕を斜め下に伸ばすことにより行う。

異なった手信号と法令との関係

  • 一部のサイクリストの間で、手を腰のあたりに当ててグーパーする手信号が行なわれている。
  • 法令と異なる手信号を出すこと自体は、法律違反とはならないが、手信号を安全に出せるにも関わらず、法で定められた正規の手信号を出さなかった場合には、合図不履行ということになる。

手信号と安全運転義務との関係

  • 停止の手信号は、法律では「停止し終えるまで」手信号を継続して出し続けなければならないが、自転車でこれを行うことは、転倒の危険が著しく高いため、

    不可能である。

  • 合図の義務と、安全運転の義務とでは、当然安全運転義務の方が優先される。手信号は、無理のない範囲で出すようにしよう。

関連法令

道路交通法

(合図)
第53条 車両(自転車以外の軽車両を除く。次項及び第四項において同じ。)の運転者は、左折し、右折し、転回し、徐行し、停止し、後退し、又は同一方向に進行しながら進路を変えるときは、手、方向指示器又は灯火により合図をし、かつ、これらの行為が終わるまで当該合図を継続しなければならない。

(安全運転の義務)
第70条 車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない。

道路交通法施行令

(合図の時期及び方法)
第21条 法第53条第1項に規定する合図を行う時期及び合図の方法は、次の表に掲げるとおりとする。
合図を行う場合:徐行し、又は停止するとき。
合図を行う時期:その行為をしようとするとき。
合図の方法:腕を車体の外に出して斜め下に伸ばすこと、又は車両の保安基準に関する規定若しくはトロリーバスの保安基準に関する規定により設けられる制動灯をつけること。